勝手にテーマを考える日記

アニメ、漫画、ゲームなどのテーマを勝手に考えます。

謝る政治家

政治的な話をしようとは思わない。

あるニュースをみて思ったことだが、あえて抽象化して文章にしてみようと思う。

伝えたい事は、私は、政治家は謝らなくていい職業だと思っているということだ。

ただのミスであったり、法を犯すようなことをした場合は一般人と同じく謝ってもいいが、こと思想や政策に関わる発言に関して、過激なものがあったとしても、どれだけ世間に批判されようが撤回する必要はない。

ある意見が、差別的であるとか、特定の職業を貶める内容であったとしても、それがその政治家の意見であるならそれはそれとして認められなければならない。

社会が、政治家に対して常識的な行いのみを期待していいと思っているならば、それは社会の側が未熟な証拠である。

政治家とは、そもそもが個々人がそうした社会に対する強い信念を持っている存在でなければならない。政治家が自分と違う意見を述べたからといって攻撃して良いわけではない。

政治家とは自分の意見を述べることが仕事なのであって、有権者の仕事は自分と同じ意見を持った政治家に投票することである。

差別的な発言を繰り返す政治家に対する対応は、その人に投票しないという事のみである。

政治家の意見に賛成出来なかったとしても、その政治家が発言する権利は守らなければならない。

社会の圧力が、発言の撤回や謝罪という方向に向かう事は、非常に不健全であると感じる。